地中海学会研究会 RESEARCH MEETING

2017.01.31

研究会のお知らせ(2月18日)

下記の通り研究会を開催します。奮ってご参集下さい。

テーマ:13世紀末ビザンツ政治史を巡るクロノロジーの再考
発表者:佐野 大起氏
日 時:2月18日(土)午後2時より
会 場:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
(東京都千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル12階
JR秋葉原駅「電気街口」改札からすぐ,つくばエクスプレス秋葉原駅 徒歩2分,
東京メトロ日比谷線秋葉原駅・末広町駅 徒歩5分)
http://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/access.html
参加費:会員は無料,一般は500円

1290年代,アンドロニコス2世治下のビザンツ帝国はいくつかの印象的な出来事を経験した。ところが,比較的多くの史料が利用可能であるにもかかわらず,この時期の政治史に関するクロノロジーは混迷の様相を呈しており,部分的には今日に至るまで明確な答えが示されていない。本報告では,特に1293年から1297年にかけての時期に的を絞り,年代記,書簡,公文書といった種々の史料分析を通じて諸事件の年代確定を試みる。