研究会のお知らせ INFORMATION

5月20日にZoomによるオンラインで研究会を行います。参加を希望される方はお手数ですが、以下のGoogle Formsで参加登録をお願いいたします。登録をされた方には、後日メールで Zoomアドレス等の詳細についてご連絡いたします。会員・非会員ともに参加費は無料です。

テーマ:「ラウンドテーブル 『帝国スペイン 交通する美術』をめぐって」
発表者:伊藤喜彦(東京都立大学)/ 今井澄子(大阪大谷大学)/ 久米順子(東京外国語大学)/ 松原典子(上智大学)/ 岡田裕成(大阪大学)
日 時:5月20(土)14時より
会 場:Zoomオンライン会議システム
参加費:無料
受付先:https://forms.gle/nQo9jikLJ94fznYX6

要旨:
『帝国スペイン 交通する美術』(三元社、2022)執筆陣によるオンライン鼎談会です。
同書編著者である岡田裕成氏(大阪大学)をゲストとしてお招きし、同書の執筆陣のうち本会会員である伊藤喜彦、今井澄子、久米順子、松原典子が、イベリア半島中世の記憶とヨーロッパ各地や新大陸の潮流が遭遇する場となったハプスブルク・スペインにおける「交通する美術」について語ります。
14:00-14:05 趣旨説明
14:05-14:20 「『帝国スペイン 交通する美術』について」岡田裕成(大阪大学)
14:20-14:35 「大モスクから大聖堂へ」伊藤喜彦(東京都立大学)
14:35-14:50 「『イダルゴ訴訟記録文書』とサンティアゴ・マタモロス」久米順子(東京外国語大学)
14:50-15:05 「帝国スペインにおけるタピスリー」今井澄子(大阪大谷大学)
15:05-15:20 「ポンペオ・レオーニとスペイン」松原典子(上智大学)
15:20-15:35 「マドリード王宮のインカ王像 イメージのグローバルな交通と世界帝国の表象」岡田裕成
休憩(10分)
15:45-16:30 質疑、ディスカッション
(司会:伊藤喜彦)

地中海学会⽉報最新号 MONTHLY BULLETIN

2023年5月号、459号

  • 学会からのお知らせ
  • 羽黒大会についての交通ならびに宿泊のご案内
  • 美術館で音楽をみる
  • 古代ローマの野うさぎ
  • アナトリア都市トカトの慈善給食所
  • 都市再生とGabriele Basilico
  • 表紙説明

地中海学研究地中海学会年報 ANNUAL REPORT MEDITERRANEUS

XLVI(2023)

  • ペルジーノの名声と反復的制作手法
     伊藤 拓真
  • <書評>デイヴィド・アブラフィア著『地中海と人間――原始・古代から現代まで(2分冊)』
    高山博(監訳)/佐藤昇・藤崎衛・田瀬望(訳)
     黒田 祐我
  • <書評>岡田裕成著『帝国スペイン 交通する美術』
     宮下 規久朗
  • <書評>稲益祐太著『南イタリア都市の空間史――プーリア州のテリトーリオ』
     野口 昌夫
  • <報告>地中海学会第46回大会シンポジウム「模倣し複製する地中海」要旨
     芳賀 京子、日向 太郎、飛ヶ谷 潤一郎、園田 みどり、京谷 啓徳

図書紹介 REVIEW

表紙画像
豊田浩志編『モノとヒトの新史料学――古代地中海世界と前近代メディア』勉誠出版