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2021.10.26

第45回大会オンライン開催のお知らせ(12/11)

月報439号の「学会からのお知らせ」でお伝えしましたように、地中海学会は2021年6月12・13日に開催予定の第45回大会を同年12月11・12日に延期することを決定し、新たな日程での大会を大塚国際美術館にて開催すべく準備を進めて参りましたが、このところ新型コロナウィルスの感染者数が大きく減少し、ワクチン接種も進みつつあるとはいえ、相変わらず先の見通せない状況のなか、大会を対面開催しても、自由に飲食できる形で懇親会を開くのは極めて難しいと思われることから、第45回大会をオンラインで開催するとともに、2022年6月に予定している第46回大会を大塚国際美術館にて開催することを決定いたしました。会員の皆さまには、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解いただければ幸いに存じます。
なお、第45回大会のプログラムのうち、記念講演とシンポジウムは、会場となる大塚国際美術館を強く意識して企画されていることから、そのまま第46回大会に持ち越すこととし、オンラインで開催する第45回大会は12月11日の一日のみ、プログラムも以下のとおりとなります。 
大会への参加をご予定の方は「第45回大会お申し込みフォーム」https://forms.gle/W6aPR65m1fPnACV46にて、12月4日(土)までにお申し込みください。大会当日に使用するZoomミーティングのIDとパスワードを個別にお知らせするとともに、Zoomに不慣れな方々には、大会前に予行演習を行うなどして、オンライン開催にともなう問題の解消に努めます。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。

12月11日(土)
13:00 開会宣言
13:10~14:30 研究発表
 「COVID-19影響下におけるイタリアの舞台芸術―演劇とオペラの場合」大崎さやの
 「ランベルト・シュストリスと南ドイツ対抗宗教改革―16世紀ヴェネツィア派芸術家とフッガー家、オットー枢機卿の美術パトロネージ」久保佑馬
14:45~16:45 地中海トーキング
 「地中海が見た病と健康(仮)」
 パネリスト:
 篠塚千恵子(武蔵野美術大学)「古代ギリシアの癒しと健康のイメージ――古典期アテネの美術を中心に」
 畑浩一郎(聖心女子大学)「カミュの『ペスト』を読む」(仮)
 山辺規子(奈良女子大学)「Tacuinum Sanitatisが示す健康――中世後期イタリア由来の健康マニュアルから――」
 吉村武典(大東文化大学)「疫病とマムルーク朝期エジプト社会」(仮)
 司会:小池寿子(國學院大學)
17:00~17:30 授賞式:地中海学会ヘレンド賞
17:45~19:45 懇親会
19:45 閉会宣言